キャンドル 火を灯し
照らされた 海の片隅
全ては見えなくて
少し見える 君の横顔
消えてしまえば 見えなくなるの
オレンジ色と影の世界で
儚げな 色の付いた
季節外れの線香花火
落ちてしまえば
季節が変わってしまう
秋が来れば あなたがいなくなる
時が止まってしまえと思えた
もう会えないの
あどけない笑顔の花火が
もうじき 全て消えてしまう
秋は今でも 気付かないふり
紅葉が落ちていた
街は肌寒さが近付いていた
2人は 時だけ
止まってしまっていた
きっとまだ胸の内に潜んでいた
「そろそろ行かなきゃ」って言葉が
その言葉を言われないよう
歩いてく アスファルトの上
なびく風がかわいている
戻れない 戻らない 言い聞かせて
最後の答えはまだ
あどけない笑顔が消えていく
花火はあと少しで終わる
私は(堪えてる)
今でも(気持ちは)気付かないふり
「本当は会いたいの」
戻れない 秋が来てしまえば
街並みはオレンジ色に染まる
モノクローム(花火は)
季節は(か細く)変わっていく
もう行くんだね
また来年だね
花火が弱まり、
最後の灯りが消えかかっている時
もう既に秋が近づいていた
「そろそろ行かなきゃ」
その言葉は別れと同時に
夏の終わりを告げる
空を見上げると、夏の大三角形は
もう見えなくなっていた
そこに消え忘れたかのように
天の川だけが光佇んでいる
また来年は会えるのであろうか
また来年は夏が来るのであろうか
確証のない 不確実な
約束のない 未来にたくして
またね
- Lyricist
Naoki Furumoto
- Composer
Naoki Furumoto
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Momizi Hanabi (feat. Naoki Furumoto)
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