

調子乗んな、自分。
あの頃からは随分私も大人になったわ
色んな音楽も聴いてきたし
とっておきの言葉だっていくつだって持ってる
あんなふうなキス ドラマみたいな恋
セブンスターに
ビールだって飲めるようになったよ
気持ちをうまく殺して
自分の心 二の次
何も感じない振りをしてれば
嫌われないことも知ったわ
初めてギターを弾いた日
15歳 子供部屋 港の町の実家
CとGとDのコードが 深夜だって夢中だった
Back numberにスピッツ
RADWIMPSのリフ
Fのコード難しくとも楽しくって仕方なくて
下手くそな歌声を乗せて 錆びたMorrisが
どこへでも連れて行ってくれる気がしたんだ
初めてオリジナルソングが出来た日
16歳の私の照れくさかったポエムが
五線譜に飛び乗って "音楽"になった日
今思えば丸ごと
あの人のアルバムの曲にそっくり
出来損ないだけどあれは名作だったな
いつもちょっと変で
はぐれてばっか このリズムは
間違っていなかったって本気で思えたんだよ
いつから 戦いになっていた?
いつから 音楽が武器に変わっていた?
洒落たコード刻む両手
いつの間に想い置き去り?
遠く向こうばかり見てる
今こそ 思い出すんだ
調子乗んな、自分。
お前にとっての歌うたいってなんだ
歌うたうってなんだ 弾き語りってなんだ
上手く歌うこと?まあ、確かにそうだな
上手く弾くこと?それも確かにそうだな
あいつよりも綺麗に人とは違うコードで
当たり障りのないフレーズ 認めて 認めて
そうじゃねえだろ そうじゃねえだろ
そうじゃなかっただろ
私にとっての歌うたいってやつは
歌うたうってことは 弾き語りってもんは
誰の声も聞こえないし響かない セブンティーン
心を動かされた あの人の言葉
単純なスリーコードに浮かび上がる
無限のメロディー
酩酊達 飛ばす野次 切り裂くワンストローク
身動きさえ取れずに 泣くことすら出来ず
ただ、くらった
あの時 生きてるって思えたんだよ
そうだっただろう
そうだっただろう
今宵もこのステージに命の汗が一滴
あの人が流した涙 一滴なくなれ
調子乗んな、自分。
- 作詞者
遠藤理子
- 作曲者
遠藤理子
- プロデューサー
遠藤理子
- ギター
遠藤理子
- ボーカル
遠藤理子

遠藤理子 の“調子乗んな、自分。”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード

