愚理夢 THE BEST 「何をことさら」のジャケット写真

歌詞

幸福の手紙

愚理夢

悴む文字で手紙を書きました

遠い日の夕暮れにあなたを思い出す

数えるほどの寂しい宛名達は

ぶら下がってた闇を解いてくれた灯り

冬の夜長に便箋へと詰め込んだのは

余りに突然、色を亡くした時の言葉

今差し込むこの陽射しが二度と窓を染めない時が

何時いつかが解からなくてどうしようもないのです

だから腕を引きずってありったけの想いを込めて刻み付けた

心からの微笑みの意味を

目隠しなんて、そんなものは初めから無くて

瞼を覆っていたものはこの手でした

時計を止めてしまう事が、ああこんなにも怖い事とは

わからなかった、知ろうとせずに傷を重ね続けた

鬼が居ないかくれんぼに息を潜め日が暮れてゆく

そんな孤独に誇りを感じ 景色を潰し続けた

痛いくらいわかっているよ

どんな言葉も全てガラクタ

此処に居て此の封が破られないのが報いだよね

だけどもし此の世界から居なくなったとしたら

あの日の様に見つけて欲しい

引き出しの奥の手紙を

  • 作詞者

    現神 凡人

  • 作曲者

    現神 凡人

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福岡が育んだ天下人、愚理夢のベスト音源。
製作当時のままの音でお届けしますので、クオリティもまちまち。
だが、それがいい。

アーティスト情報

  • 愚理夢

    福岡県を中心に、2003-2005を駆け抜けたモンスターバンド。 なんのツテも無いまま送ったCDがオーディションを通過し、テレビ放送から活動が始まった。 およそ3年の間に三度のワンマンライブ、イベント、ツアーなど全速で走り抜け、話題の中心となるもメンバー関係がギクシャクしだして活動は停止。 「俺らはガソリンが切れるまで突っ走るつもりだったけど、思ったよりも早くガソリンが切れたでよ。」とVoの現神凡人は語った。

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