愚理夢 THE BEST 「何をことさら」のジャケット写真

歌詞

平等な血

愚理夢

土砂降りの欲望に晒され 花びらは鈍色に染まった

塞いでも聞こえる雨音が やかましくて眠れない

沈むのを忘れた太陽が 星座達を食い尽くしている

閃光は瞼を焦がし真実を闇に包む

その青が彼方では腹黒い煙に毒されている 破られている

底を尽きぬ支配欲が握る弓から火が放たれ

爛れ落ちた祈る心 神が苦笑いをしていた

人事の様で明日は我が身 爆弾の足音は迫る

煮え滾る矛盾を叫べども 耳を傾けない

一面に横たわる優しき亡骸をおどける様に潰して笑う

脈を鳴らし息を切らす 果ても無く聳え立つ壁に

拳固め叩き付けた 俺は胸を震わせている

白、黒、黄色

こじつけた争い

打ち抜いたその先は

変わらぬ「赤」

底を尽きぬ支配欲が握る弓から火が放たれ

爛れ落ちた祈る心 神が苦笑いをしていた

雨は止まぬ 冬は溶けぬ 罪は影を伸ばし続ける

走り抜いて辿り着いた混沌に歯牙を立て裂いてやる

  • 作詞者

    現神 凡人

  • 作曲者

    現神 凡人

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福岡が育んだ天下人、愚理夢のベスト音源。
製作当時のままの音でお届けしますので、クオリティもまちまち。
だが、それがいい。

アーティスト情報

  • 愚理夢

    福岡県を中心に、2003-2005を駆け抜けたモンスターバンド。 なんのツテも無いまま送ったCDがオーディションを通過し、テレビ放送から活動が始まった。 およそ3年の間に三度のワンマンライブ、イベント、ツアーなど全速で走り抜け、話題の中心となるもメンバー関係がギクシャクしだして活動は停止。 「俺らはガソリンが切れるまで突っ走るつもりだったけど、思ったよりも早くガソリンが切れたでよ。」とVoの現神凡人は語った。

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