いつも海のうたは星の砂にくっついていって
とっぴょうしもない言葉に喜び泣いた
星の砂は目まぐるしく開いたり閉じたり
そのたび海のうたは歌をつくった
長い長い年月をかけて砂になった
長い年月をかけて愛は海になった
いつも星の砂は海のうたにくっついていって
海のうたのそでをぐいぐいとひっぱって笑った
海のうたはおっかけるのに精いっぱいさ
こっちだよーって言いながらひらひら飛んだ
長い長い年月をかけて砂になった
長い年月をかけて愛は海になった
アコークローに染まるこの島の夕暮れが
ただ波間に沈む 待ちくたびれたよって笑った
ただよう波の行方に夢見た八月の空はまだ遠く
ただ涙のしずく 待ちくたびれたねって笑った
- 作詞
知花竜海
- 作曲
知花竜海
知花竜海 の“ほしのすなとうみのうた”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
ほしのすなとうみのうた
知花竜海
沖縄出身のシンガーソングライター知花竜海が2003年に作ったラブソング。
三線の音が心地よく、沖縄の海風を感じる恋の歌。
2015年に録音されたバージョンを蔵出し。
アーティスト情報
知花竜海
内なる沖縄を鋭く見つめ、ジャンル・人種・民族・国境を越えて響き合う音楽を模索し続けるアーティスト。言葉遊びの中に深いメッ セージをちりばめた歌詞と、ロック・レゲエ・ヒップホップ・沖縄民謡などをチャンプルーした雑食な音楽性が魅力。 ’99年にミクスチャーロックバンド DUTY FREE SHOPP.を結成。その後、中国北京へ留学し、現地でアジアンロックバンド「品味期限」を結成。’04 年からはラッパーのカクマクシャカとの共同制作を開始し共作アルバムを発表。2012年1stソロアルバム「新しい世界」を発表。
知花竜海の他のリリース
赤瓦レーベル