Lyric

今も忘れない あの日の夜空

二人寄り添いあって

空に広がる幾千の星

今は1人見上げるよ

夕焼けに染まってく帰り道で

二人だけの未来を描いていた

夢を見てる淡い青春 疑うことも知らずに

毎日が煌めいていた

蝉の鳴き声が夏を知らせる

「もうすぐ花火大会の時期だね」

って君が言って笑ってる

その側にいれる事 それだけで幸せだった

今思えば 駅で待ってた

君が笑っていてもなぜか寂しそう

きっと君は分かっていたんだ…

その時瞬く一筋の光

夜空に咲いた 儚い花びら

そっと二人の手が重なって

来年もまた当たり前のように

こうして隣に君がいるんだと

思ってた…信じてた…

最後の花火上がり

今日こそ君に伝えなくちゃ

「私ね、あのね、遠く

離れたとこに行かなきゃ行けないの…」

何も言わずに君が手を取り そっとキスをしたんだ

今だけは二人笑っていよう それが僕らの最後

あれから数年 時は流れてった

同じ日に君を待つ

来るはずないのに期待しちゃうんだ

1人空を見上げる

夜空に咲いた 光の魔法が

私に奇跡を起こしてくれた

滲んだ視界 それでも分かるよ

そうだ私の好きなあの笑顔…

今も忘れないあの日の夜空

二人寄り添いあって

空に広がる幾千の星

今は二人見上げる