歌詞

誰だって 何度だってそうさ

今日を越えてゆける

さっきまで顔を出してた不安の種は

心の奥にしまいこんでそっと蓋をした

いつだって僕らは独りでもがいてみるけど

手繰り寄せた明日が自分好みとは限らなくて

この街の灯りは眩しすぎて

夜空の星も見えないけれど

僕の目に映る明かりはせめて

かき消されないように

見失わないように歌うんだ

願い続けた未来を目指して

「想いよ届け」と僕は叫んだ

生まれたばかりの光をこの胸に抱いて

嘆いた日々ごとその身燃やして

あの流星は軌道を描いた

「誰かを照らせるように」と祈りながら

誰だってみんな立ち上がれるよ ほら

何度だってそうさ 今日を越えてゆける

さっきまで泣いてた空が晴れ間を見せた

憂鬱な色した雲をまだ残したまま

いつだって自分を騙して笑顔繕って

傷口が今でも塞がらない僕みたいだった

さんざめく無数の声たちに

言葉を尽くしたって伝わらないけれど

いま目の前にいる君だけでいい

星すら貫くこの熱よ 届け

大気圏の向こうで指折り数えてた

絡み合った昨日を解いてまた一つずつ紡ぐよ

希望と手を取り合う明日を

夢見たあの日の願いは青くて だけど

どこまでも透き通ったホンモノだった

いま迎えに行くよ 眩しい朝日を

巡り巡るこの小さな惑星(ほし)で

歓声浴びる日を待っているんだ

生まれたばかりの光をこの声に宿して

描く絵空事に手を伸ばして

あの流星に希望を託した

「この歌が届きますように」と願いながら

誰だってみんな笑える朝が来る ほら

何度だってそうさ 夜を越えて

東の空へと駆け出すよ