Lyric

拝啓、主人様 このたび、誠めでたい事に

自ずと我儘が口を衝いて出たのです。

弛んだ面の皮を撫で、

まるで誰も殺したことのない様な笑顔を見せる

鏡の向こうのお前は誰だ?

夢現、偏頭痛、、情動、、、叫喚せし日日

目に映る生、燻る妄想、耄碌せし倫理

厳に打つ、綿密に咬耗、拘束せしヒンジ

傷創で肥えた頬

首輪だけぶら下げたまま あなたを探し廻った

「いやだ、やめて、いかないで」

誰も煙たがる素振りで俯いていた

首の折れたトルソー

サンタクロースは僕を見落としたの?

あんなにいい子にしていたのにね

折れた角、鼻を彩る その赤は何だ?

夢現、偏頭痛、、情動、、、叫喚せし日日

目に映る生、燻る妄想、耄碌せし倫理

現に鬱、綿密に咬耗、冒涜的ヒンジ

見抜かないで、嘘

赦されたつもりで明日また目覚めるか?

あなたはさながらに「バケモノ」

誰も煙たがる身振りで踊っていた

顔の良い「バケモノ」

所詮、身から出た錆でしかないのね

それでも、

「いやだ、やめて、いかないで」

誰もあなたの代わりには成り得ないの

そう、僕も「バケモノ」!

サンタクロースは僕を見落としていた!

こんなにいい子にしてきたのに!

足下の骸を数えろ

僕は誰なんだ?