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約1年ぶりのリリースとなる10thシングル「風呂キャンセル界隈」は、
黒スーツに身を固めた新4人体制としての第一歩を刻む作品である。
本作は、深夜帰宅後に誰しもが抱える「風呂に入るべきか、そのまま眠るべきか」という、ささやかだが切実な日常の葛藤をテーマに、軽快なファンクサウンドとユーモアを交えながら描いた楽曲。
「めんどくさい」「疲れやばい」「頭くさい」といった率直な言葉が並びながらも、その裏側にある生活のリアルや、完璧に生きられない人間らしさをあたたかくすくい上げている。
新編成によるタイトなアンサンブルを土台に、共感と微笑を誘うリリックを乗せた本作は、日々を生きるすべての人にそっと寄り添う、
新章の幕開けを象徴する一曲といえるだろう。
ArTwinsは、ライブパフォーマンス・音楽制作・ミュージックビデオ制作を横断しながら活動する音楽プロジェクト。ソウルやファンクといったルーツミュージックへの愛情を土台に、シンプルで現代的なオルタナティブサウンドを追求している。 楽曲は、無駄を削ぎ落としたビートとコード進行、そして日本語の響きやリズムを大切にしたボーカルが特徴。海外インディー/ロックのフォーマットを参照しながらも、日本語が自然に、はっきりと届く表現を目指している。 ArTwinsにとって音楽は、単なる楽曲ではなく「体験」である。映像制作のバックグラウンドを活かし、音とビジュアル、そしてライブ演出までを含めた一貫した世界観を構築してきた。 日常の些細な違和感や感情の揺れをすくい取り、ダンサブルでありながらどこか人間味のあるサウンドへと昇華する。完璧ではない僕らの生活に寄り添う音楽を、ArTwinsは今日も制作している。
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