Lyric

ネオンが彩るホテル街の喧騒

聞き慣れた言葉が誘う

「何もしないから」

カクテルが徐々に

身体を火照らしていく

気が付けば腕の中で

気持ちよく酔わされてる

愛して 愛して 愛して 愛して 愛して

愛してくれるはずもないのに

されるがままベッドの上

唇が奪われてる

触れて 触れて 堕として

柔らかい躰 露わにされてく

止められないモーション

絡まる舌先に

溢れてくる厭らしい蜜の味

濡れて 濡れて 音して

感じちゃう吐息 肌を擦る刺激

心地よい痛みと温かい感触と

あとは何も知らなくていい

眠るまでは恋人？

＜間奏＞

今日は違う誰か

口紅で隠してる自分

「気持ちよくしてあげる」

それだけがお望みでしょ？

愛して 愛して 愛して 愛して 愛して

愛して欲しいわけじゃないのに

頬を伝う涙は何？

気付かぬふりで抱かれる

硬く 硬く 尖って

舌先に絡まってく苦い味

あなたの手がそっと

濡れた肌に触れる

そして2人は秘密の入り口へ

柔く 柔く 包んで

この一瞬だけ激しく愛してよ

そのまま全てを奪い去ってしまうくらい

叶わない願いを抱いて

2人は果てるの

＜間奏＞

もう一度だけ愛して欲しかった

触れて 触れて 堕として

柔らかい躰 露わにされてく

もうこれで何度失えば気が済むの？

本当の気持ちに誰か気づいてよ

濡れて 濡れて 音して

感じちゃう吐息

肌を擦る刺激

どんな快楽も私を満たさないの

この惰性の夜の果てに

何が欲しいの？

愛が欲しいよ。