

孤独がやけに胸を焦がす息すらも吐き出せぬ夜
悲しいんだと泳ぐ君もどこかにいるのかい
夜の縁をなぞるような
曖昧な鼻歌で
ゆらゆら眠らぬ夜に捧ぐダンスを
きらきら涙にキスをして浮かぶ真珠のようね
傷ついた瞳で歌う
さあ白い星が消えるまで僕らは仲間さフウェイル
この世に浮かぶ素敵な言葉達はひとつも慰めにならず
穏やかで柔い月は終わりなんてないと笑ってた
いつかなんていらないこの雨に
名前をつけてよ
くらくら終わらぬように今宵ダンスを
ざらざら舌に残る苦味も全部
ほら飲み込んでさ泣いてしまおう
それが僕への愛さ
吐いた泡にこそ僕を宿せ
忘れてしまいたいことほど
いつか悲劇と呼ばれた
君の名前をなぞる
誰にも届かぬ声で君は切ない夢を歌う
こんな嘘のような奇跡のような君を思い出す夜は
書きなぐる文字さえ僕だけの特別のようで
見上げた星屑に紛れ
きらきら壊れるさまが可笑しい
- 作詞者
麻夕風
- 作曲者
麻夕風
- レコーディングエンジニア
SOZEN OTSUBO
- ミキシングエンジニア
SOZEN OTSUBO
- マスタリングエンジニア
SOZEN OTSUBO
- 合唱 / コーラス
xeno(n)

麻夕風 の“透明な鯨”を
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透明な鯨
麻夕風
20歳のシンガーソングライター・麻夕風による1stシングル「透明な鯨」。
アコースティックギターと澄んだ歌声が描く、静かな夜と心の波。
孤独や痛みを抱えながらも、祈りのように響く音がそっと寄り添う。
忘れられない記憶を抱いて泳ぐ、静かな夜の物語。