優しくなれるし酷いこともできる
空も風も音楽も忘れて暮らせる
悔しくなれるし軽くうなづいたりする
腕も足も隣人も忘れて暮らせる
それほど本当が欲しいなら
ね
奪ったギターを彼に返して
本当に残念だよ
ジョン・レノンはもういない
君をどうにかしようと歌う人はもういない
空も風も音楽も忘れて暮らせる
それほど本当が欲しいなら
ね
奪ったギターを彼に返して
それほど本当が欲しいなら
ね
空も風も音楽も忘れないでいてね
ララララ ララララ
腕も足も隣人も忘れないでいてね
ララララ ララララ
奪ったギターを彼に返して
ララララ ララララ
- 作詞
もえ子
- 作曲
もえ子
もえ子 の“ね”を
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和製ボブ・ディラン。今まで何人ものアーティストが、こう形容されてきたように思います。若干23歳の女性フォークシンガー「もえ子」こそ、2020年代の時代を切り取り、切り裂く、和製ボブ・ディランなのだ、と断言したい。彼女が部屋の片隅から眺める世界は、ひどく歪んでいて、ひどく汚れていて、ひどく美しい。言葉をメロディーに乗せ、世界を告発する(否定も肯定も)。こんなフォークシンガーがいることを頼もしく思います。2024年、10代の頃から歌う「ガガーリン」を含む、自身2作目となる5曲入りNEW ALBUM「ガガーリン」をリリース。