

まだ名前のない朝が まぶたに降りてくる
白い息の向こうで 世界は息をひそめる
こぼれた光ひとつ 掌に受けとめて
言えなかった願いが 静かに揺れている
失くしたものばかり 数えていたけれど
空は何も言わずに 色を変えてゆく
胸の奥の小さな灯 消えそうで消えなくて
そのぬくもりだけを 今は信じていたい
きみがいなくても 景色は流れるのに
きみを知ったから こんなにも痛くて
それでも生きるように 風は歌を連れて
涙の跡にまで やさしく朝を置く
濡れた石畳には 昨日の影が残る
振り返るたび心は 少しずつほどける
さみしさは終わりではなく 深く息をする場所
見えない傷の上に 花びらが積もってゆく
抱きしめられなくても 覚えている鼓動
離れてしまった日も 消えない声がある
壊れそうな沈黙を そっと結びなおして
わたしはわたしへと 帰る道を探す
きみがいなくても 季節は巡るけれど
きみを想うたび 世界は少し光る
悲しみの底でさえ 水面は空を映し
ほどけた夢の先へ やさしい舟を出す
もしもこの痛みが 明日へ続く橋なら
震えるこの足でも 渡ってゆける気がした
さよならは終わりではなく 愛の残した余韻
見えない星のように 夜を内側から照らす
きみがいなくても わたしは歩いてゆく
きみを愛した日々 胸の奥で鳴り続ける
風よ この祈りを まだ見ぬ場所へ運んで
涙のその向こうに 新しい空がある
静かな光の中 わたしはまた始まる
ありがとうのかわりに 空を見上げた
- Lyricist
YuukiAoi
- Composer
YuukiAoi
- Producer
YuukiAoi
- Mixing Engineer
YuukiAoi
- Mastering Engineer
YuukiAoi
- Graphic Design
YuukiAoi
- Programming
YuukiAoi

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Sky Beyond the Tears
YuukiAoi



