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歌詞

目眩

琴巳

ビニールのスリッパで みだらなリズムを鳴らしだす

金色もくすんだミラーに 映し出される乱れた髪

気づいた時には 暖かな水に溺れていた

途切れた体も形を取り戻し 虫たちの双眸で僕を見ているのは何

暗闇で光を保ち 静かに踊っているのは誰

知らないふりをして笑ってしまうのはなぜ

コントラストを失う のどが塞がる

あなたの声もあなたに吸収され 呆然と立ち尽くす

この命は裸でさらされる 冷えていく部屋の中

かけらを拾い紡いできた 青空を砕く稲妻に心を奪われたから

途切れた魂が形を成し 透き通るガラスの羽で

飛び上がり風と踊る

暗闇に光を注ぎ それでも笑っていられるように

穏やかなメロディを繰り返す

  • 作詞

    琴巳

  • 作曲

    琴巳

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