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楽曲テーマは、タイトルにも由来するストックホルム症候群(Stockholm syndrome)を彷彿とさせる。 精神医学用語であり、監禁や誘拐事件などによって拘束された被害者が、加害者と時間や場所を共 有することによって、加害者への連帯感や行為を抱くという心理的なつながりを築く現象を指す。 きっかけは、1973年にスウェーデンの首都ストックホルムで起きた銀行強盗事件だった。 極限状況で起きた加害者と被害者による関係性の変化。一連の心理的な動きと行動が、ストックホ ルム症候群と名付けられた。
それは、他者に支配された恐怖の感情を背景に、自らの生命を守るためにとる欺瞞的な行動と説明 されることもあった。 が、しかし、それは感情や生存本能が複雑に絡み合い、心の均衡を保つための生き延びる術だ。 揺れ動く複雑な心情とも言えるだろう。もしかしたら、事件で無くとも日常生活で、そんな心理状態が 起きているかもしれない。
善悪ではなく、そんな問いかけにも感じたのだ。
ブランデー戦記が解き放つ、鮮烈なるロック意思。 最小限のリリックで最大限の感情を伝える強靭さ。シンプルなコード進行ながらも一気に没入し、駆け 抜けていく2分40秒の痛快なロック体験。 リスニング後、残ったのは思わずリピートしたくなる圧倒的な開放感。あなたはどんなイメージを本作 から受け取っただろうか?