歌詞

クリスタル・パーティー

抗不安剤がどろり、掻き毟って踊り

灯せば劣情押し退け、遥か彼方で風が刺した

聖壇の陰で蹲る

見知らぬ少女が私を睨んでいる

剥げた化けの皮、もう戻らない

クリスタル・パーティー

赤い打痕がささくれて、醜く咲いた花

肥えたネガに同期する血文字の羅列が怪

目を閉じれば揺らぐ自我

狂態カルチャー、思い上がった

オルガズムで脳が歪む。残響が光って霞がかる

転生者、警鐘鳴らす「依存先は神へ」

「ねぇ、明日は何をする？」案山子にゃ得られん解

「この街では死ぬしかない」って泣いた盗人が殺された

ポスト救済と揶揄された銃

第四の太陽と踊れ

クリスタル・パーティー

祭、進めよlivingdead。命の限りだけ

覚めた夢も今際の吸。固い肉が軋む音

最期の言葉なぞ下らん

空洞に音が響いて不快

Overdoesで制御不能の鼓動が奪う貴方の声

化膿したまま放ったらかしの痣に愛撫する

憂鬱など吹っ飛ばす。目が開いて眩む

邪魔をするならぶっ殺す

無頼のポーズで虚勢の音

と思えば既に獣の目

人狼の噺を思い出した

笑った影が月の光で手招く瓦解

思い出せよ真名

しかし逃げ込んだロマン世界じゃ逆光

おい、不老に夢中な脱法

ラリった像が羅刹の右脳

蝕んだ。また、蔑んだ

ひどく孤独な何処かの誰？

クリスタル・パーティー