歌詞

お願い神様 時間を戻して

あの日の君を助けにいくから

目覚ましベルでおはよう

窓から差し込む いつも通りの太陽が

眩しく私を照らすの 開けたくない目を

「ほら開けなきゃ」

鏡に映る ボヤけた自分

横目に着替えを済ませて

鳴らないチャイムを待てずに

重たいドアを開けるの

君が駆けていったこの道は

やけに広くて 私迷ってしまいそう

あの日と同じ 止まったままの

時計と1人の私

お願い神様 時間を戻して

あの日の君を助けにいくから

震える前に抱きしめて離さないから

今ならそう思えるのに

私をおいて 時はすぎるの

クラス飛び交う「おはよう」

空いた隣を 眺めて今日も上の空

始まりのチャイムが鳴るのに

君は静かに眠ったまま

さよならの声 響く足音

空いた右手が少しかじかむ

ふと君の声聞こえた気がして

はねる心臓を追い越して

走る

お願い神様 時間は戻って

あの日の君を助けに行くんだ

ボヤけた世界にチャイムが響いて

いつも通りの君がドアを開けたの

震える私を抱きしめてくれたんだ

不思議そうに笑いながら

遅れて歩こう この道を

つなぐ右手の温かさが

恋しいけれどまた明日ね

気づいたらもうこんな時間

目覚ましかけて 2人眠ろう