※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
東京を拠点に活動する4人組インディ・バンド・水いらずが、2023年に発表した配信シングル「uturu」を、ロンドン在住の音楽家ベン・ノブト(Ben Nobuto)がリミックス。
ベン・ノブトは、ロンドンを拠点とする、英国と日本にルーツを持つ作曲家/ピアニスト/プロデューサー。
彼の音楽は “attention(注意)” や “fragmentation(断片化)” といったテーマを探求し、インターネット文化やポップな言語感覚を引用しながら、遊び心やアイロニー、シュールな感覚を交えて展開される。
アコースティックとエレクトロニクスのプロセスを行き来しながら、“人間的”と“非人間的”の関係性をライブ・パフォーマンスという文脈で問い直す姿勢も特徴的。
これまでにBBCプロムス、マンチェスター・コレクティヴ、バーミンガム市交響楽団、ナショナル・ユース・クワイア、コリン・カリー・カルテット、BBCシンガーズなどに作品を提供。近年では、合唱作品「Sol」でアイヴァー・ノヴェロ賞(クラシック部門)、「SERENITY 2.0」でロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞し、「Hallelujah Sim」では同賞にノミネートされた。
「uturu」は、“オノマトペ(擬態語・擬声語)”をテーマに、浮、マーティ・ホロベック、PICNIC YOUの下田開登を迎えて制作された楽曲。
アートワークは内田晟が担当。
「uturu」と「uturu (Ben Nobuto Remix)」の2曲を収録した12インチ・レコードもリリースされており、同作をテーマにした内田晟による描き下ろし漫画や、水いらずのインタビューを収録した特別ZINEも付属する。
2016年に結成された、東京を拠点に活動する4人組インディロック・バンド。“思想や概念から作曲を始める”、“アジアの民族音楽の再解釈”、“スタンドアローン・コンプレックス”、といったスタンスを意識しながら、独自の音楽を生み出している。2020年12月に1stフル・アルバム『ほとんど、空』をリリース。以降も「su-mu」(2021年)、「bakeru」(2022年)、「uturu」(2023年)と発表を重ね、アジア的なリズムや音階をバンド・サウンドに還元するアプローチが注目を集めている。 2025年2月には、ファッション・ブランドamokの2025ー26年秋冬コレクションのランウェイ音楽を手がけるなど、活動の幅を広げている。同年8月8日にはBen Nobuto、Cwondoによるリミックスを収録した12インチ・シングル『uturu/bakeru』を発売。8月29日(金)、約5年ぶりとなる2ndフル・アルバム『水を捨てよ、内へ還ろう』をリリースする。
Mizuirazu / DBLR