Lyric

切りすぎた前髪をなびかせて

くだっていく　いつもの道を

夏草　風に揺られて

ちがう景色に変えられていく

つきない悩み事もあるね

ため息一つ　どうしようもない

自転車　風に押されて

とおい記憶に変えてく

白い雲に手を伸ばして

今にもつかめてしまいそうで

いそいで夏を迎えにいく

空も海も受け止めて

そこにはきみが笑ってる

またひとつ思いが増える

遠くで待っている夢

さいた夜空に花火

急に静まる

終わりを　風が教えて

次の季節に変わってく

青い月に手を伸ばして

今にもつかめてしまいそうで

いつかは君も大人になる

街も人も変わってく

そこには誰が笑ってる

この夏を思い出してる

このまま時が止まればいい

過去と未来の真ん中で

はじまる今年も　追いかける

朝も夜もいらないさ

胸にはきみと笑ってる

あの夏を思い出してる

いつまでも忘れずいたい