夢みていた。
私と君が生きる。
夢みていた。
続きを見に旅に出たが日没が駆け込む。
行かせまいと行くなと言う風が地面を這う。
苦しさや虚しさが足を掴み震わす。
ほどいて、ほどいて、ほどいて。
一度しかないこの生涯の中で、
君が溶けて無くなるのは嫌だと、
声を枯らし叫んだのに。
どうして、どうして、どうして。
夢みていた。
二人で夜を歩む。
夢みていた。
私と君だけの世界。他に誰も居ない。
風が二人に寄り添って二人を抱きしめる。
愛しさや哀しさが混ざり迷いを起こす。
おこして、おこして、おこして。
現実は辛い過去ばかりの愛で、
遣り直すことは出来ず時の流れに身を任せ、
有象無象とは真逆の君を失い去った。
忘れかけた君は何処。
眠りに就き夢で逢う。
あの日の幸せは何処でしょう。
何処。何処でしょう。
形は消え溶けて無く、
幻に変わり果てた。
もう一度遣り直せるなら。
あがいて。
一度しかないこの生涯の中で、
君が溶けて無くなるのは嫌だから、
私と君が生きていけるように。
えがいて、つくって、つむいで、
ささえて、かかえて、もがいて、ほどいて、
あいして。あいして。あいして。あいして。
夢みていた。
- 作詞
石川奏翔
- 作曲
石川奏翔
- プロデューサー
石川奏翔
- ギター
石川奏翔
- ボーカル
石川奏翔
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生きた私と夢幻
石川奏翔
アーティスト情報
石川奏翔
石川奏翔 2007年 4月 13日 生まれ Singer-songwriter 音楽とは白に私を染める美しい時の芸術
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