Lyric

また今日も　言い争って

すれ違う言葉ばかり

君は泣きながら　ドアを叩き

夜の街へと消えた

いつもなら　すぐに追いかけたのに

背中を見送ることしかできなかった

スマホに届いた「さよなら」

冷たい文字が胸を刺す

静かな部屋に響くのは

僕の泣き声だけ

思い出すのは　君の笑い声

もう届かない未来

寂しさを埋めるように

イヤホンで音楽を流す

でも聴こえてくるのは

君が好きだった歌ばかり

涙が止まらなくなるたびに

後悔がまた心を締めつける

あの時もし追いかけていたら

別れずにいられたのかな

あの時ちゃんと話せていたら

笑い合えたのかな

何度も問いかけるけど

答えはもう返らない

スマホに残る「さよなら」

消せないまま見つめてる

静かな部屋にひとりきり

君の幻を探す

思い出すのは　君の笑い声

そして僕の後悔