

こんな真っ暗な世界で
姿形も無くて
どこにいるかもわかんないのに
何でだだろうね
そこに手を伸ばしたら
もう触れられそうで
今更そこに手を伸ばしたら
君はもう居なかった
ずっと続く物は無いなんてこと
わかってるけど
僕は怖かったんだ
失うことに怯える
弱虫な一人の人間だったんだ
君を引っ張っていられるくらい
強い重力を
もしも持っていたなら
その軌道を変えられたなら
ずっと傍に居てくれたのかなあ
それは願った言葉
流れる星にかけた言葉
まるで子供みたいなことを願っていた
いつか何も無い世界に
ひとつ電波を飛ばして
それを受け取ってくれる人が居て
嬉しかったよな
気づいたら僕は
星の名前を覚えて
だからその星が消えていくのを
知るのも容易かったんだ
僕の声にすがってくれた人
見つけてくれた人を
すぐに忘れられるほど
僕は単純な構造では出来ていない
一人の人間だったんだ
君を引っ張っていられるくらい
強い重力を
仮に持っていてもさ
その軌道は変えられなくて
ずっと傍に居てくれないんだろう
心は見えない彗星
行き先はわからないけど
また帰ってきてと
願ってもいいかな
怖かったんだ
歌うことすら嫌になるくらい
怖かったんだ
僕はこんなにも我儘で
独占的な人間だったんだ
その心が その愛が
手の平から溢れていく
怖くて怖くて
もう目を塞ぎたかったんだ
君を引っ張っていられるくらい
強い重力を
もしも持っていたなら
その軌道を変えられたなら
ずっと傍に居てくれたのかなあ
それは願った言葉
流れる星にかけた言葉
まるで子供みたいなことを願っていた
でも大人だからさ駄々こねても
変わらないこと
もう知っているから
いつか疲れて帰ってきたとき
「おかえり」って言えるように
ここで歌っていよう
- 作詞者
水萌ユウル
- 作曲者
水萌ユウル
- プロデューサー
水萌ユウル
- ミキシングエンジニア
水萌ユウル
- ギター
水萌ユウル
- ベースギター
水萌ユウル
- シンセサイザー
水萌ユウル
- ボーカル
水萌ユウル

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流星のココロ
水萌ユウル
弾き語り配信者である水萌ユウルが、繰り返す演奏の中で芽生えた恐怖や悲しみの感情を真っ直ぐに紡いだ一曲。
アーティスト情報
水萌ユウル
宇宙のどこかの星から歌を届けるシンガーソングライター
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