

シベリアから寒い寒い冬が来た
シベリアから寒い寒い冬が来た
海、山、越えた寒い空気は
雪も降らせずただ居座り続ける
シベリアから寒い寒い冬が来た
シベリアから寒い寒い冬が来た
海、山、越えた寒い空気は
息も凍てつかせて居座り続ける
白い雲はただただ気流に流されて
鋭い寒気は世界を青く染めた
風に足を取られても
遠く彼方へ進め ひたすら彼方へ進め
遠く彼方へ進め そして二度と振り返るな
酷い裏切り私は
黒い髪も白い衣も
全部冷たく湿った地面に還して 一人で歩く
シベリアから寒い寒い冬が来た
シベリアから寒い寒い冬が来た
心配ないからねって言われても
あんたなんか信じる義理もないでしょう
指が雪でもげても
遠く彼方へ進め ひたすら彼方へ進め
遠く彼方へ進め そして二度と振り返るな
- 作詞者
Leina Karen
- 作曲者
Leina Karen
- プロデューサー
Leina Karen
- ギター
Leina Karen
- ボーカル
Leina Karen

Leina Karen の“西伯利亞”を
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- 1
波浪
Leina Karen
- ⚫︎
西伯利亞
Leina Karen
- 3
放火魔
Leina Karen
- 4
針鼠
Leina Karen
- 5
十五、十八
Leina Karen
- 6
網膜
Leina Karen
- 7
東京拘置所
Leina Karen
- 8
黄泉帰り
Leina Karen
アーティスト情報
Leina Karen
Leina Karen(レイナ・カーレン)|Singer-songwriter / Alternative Punk Folk 愛知県尾張旭市出身。2012年より音楽活動を開始。 邦楽と洋楽のエッセンスを融合させたオルタナティブ・パンク・フォークという独自のスタイルで、「女の悲しみ」に目を向けながら、聴く人に激情的に共鳴を届ける楽曲を制作している。 2015年に初のミニアルバムをリリース。2017年からは東京を拠点に活動し、2019年にはライブハウスでのワンマン公演を開催。舞台音楽の制作にも携わり、2022年には演劇作品のBGMを担当した。2025年にはフルアルバムを発表し、感情に深く訴えかける作品で注目を集めている。 幼少期からピアノと箏を学び、邦楽団体の准師範資格を取得。邦楽の旋律と感性が、歌や詞に独自の深みをもたらしている。さらに、ロックやパンクの影響を受けた激しい表現が、作品に鋭さと生々しさを加えている。 海外でもライブ経験を積んでおり、ブラジルやオーストラリアでの演奏を通じて国境を超えた表現力を磨いてきた。 演劇経験に裏打ちされた力強く豊かな声量、キャッチーで心に残る詞世界。そして「女の子の憑き物が取れるような音楽」を目指し、感情を暴き、静かに解き放つような表現を続けている。