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歌詞

放火魔

Leina Karen

昨日読んでた紙切れの裏に

火をつけて走って街を逃げた

プラカードを持った人の列と

蛇口を捻って水を飲む人

身を寄せて慎ましく生きる人々の汗と

生き血を啜っているのはいつも

ヒルのような人の陰

放火魔 今火を点けて全て焼き払ったる

そんなことして一体何になるの?

放火魔 今燃え上がる街をただ見下ろすために

生まれてきたわけじゃない

昨日読んだ紙切れは言った

「見知らぬ異国人は皆殺せ」って

優しく甘い言葉さえ

並べて歌が作れたら

この世の悲しみは全て

癒されると言うのかしら

放火魔 今火を点けて全て焼き払ったる

そんなことして一体何になるの?

放火魔 今燃え上がる街をただ見下ろすために

生まれてきたんじゃない

あなたは今立っている

誰も見たことのない

薔薇の谷の先のその向こう

その足 今這い上がれ

何者にも邪魔されるな

目を覆い隠して進め

  • 作詞者

    Leina Karen

  • 作曲者

    Leina Karen

  • プロデューサー

    Leina Karen

  • ギター

    Leina Karen

  • ボーカル

    Leina Karen

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アーティスト情報

  • Leina Karen

    Leina Karen(レイナ・カーレン)|Singer-songwriter / Alternative Punk Folk 愛知県尾張旭市出身。2012年より音楽活動を開始。 邦楽と洋楽のエッセンスを融合させたオルタナティブ・パンク・フォークという独自のスタイルで、「女の悲しみ」に目を向けながら、聴く人に激情的に共鳴を届ける楽曲を制作している。 2015年に初のミニアルバムをリリース。2017年からは東京を拠点に活動し、2019年にはライブハウスでのワンマン公演を開催。舞台音楽の制作にも携わり、2022年には演劇作品のBGMを担当した。2025年にはフルアルバムを発表し、感情に深く訴えかける作品で注目を集めている。 幼少期からピアノと箏を学び、邦楽団体の准師範資格を取得。邦楽の旋律と感性が、歌や詞に独自の深みをもたらしている。さらに、ロックやパンクの影響を受けた激しい表現が、作品に鋭さと生々しさを加えている。 海外でもライブ経験を積んでおり、ブラジルやオーストラリアでの演奏を通じて国境を超えた表現力を磨いてきた。 演劇経験に裏打ちされた力強く豊かな声量、キャッチーで心に残る詞世界。そして「女の子の憑き物が取れるような音楽」を目指し、感情を暴き、静かに解き放つような表現を続けている。

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