

深夜発のバスはガタゴトと騒ぎ
東名阪の上で風を切ってる
誰かが言ったの「また戻ってこい」と
私のことなんて忘れてしまえ
一度失って消えてしまったものは
もう二度とここへ帰ってこない
何度も唱えたの「また戻ってこい」と
それでも少しずつ忘れていった
思い出してみれば全てが美しく
そうしたもの全て残して行くのね
あなたと行った高い雲の上の櫓も
星の鳴る夏の日 天使の青い目も
さよならあなたは言う 私は言わない
私のことなんて忘れてしまえ
明日の天気さえも私は知らない
私のことなんて全て忘れてしまえ
子供のままなのに体は年老いて
一人だけポツリと残されてくみたい
一つの命だけ ただただ燃やし続けて
後に戻る道はもう残ってないの
ねえさよならあなたは言う 私は言わない
私のことなんて忘れてしまえ
大嫌いこんな街もこんな星空も
私のことなんて全て忘れてしまえ
深夜発のバスは薄明かりの中
東名阪を降りて風を切ってる
- 作詞者
Leina Karen
- 作曲者
Leina Karen
- プロデューサー
Leina Karen
- ギター
Leina Karen
- ボーカル
Leina Karen

Leina Karen の“十五、十八”を
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Leina Karen
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Leina Karen
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Leina Karen
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Leina Karen
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Leina Karen
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Leina Karen
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Leina Karen
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Leina Karen
アーティスト情報
Leina Karen
Leina Karen(レイナ・カーレン)|Singer-songwriter / Alternative Punk Folk 愛知県尾張旭市出身。2012年より音楽活動を開始。 邦楽と洋楽のエッセンスを融合させたオルタナティブ・パンク・フォークという独自のスタイルで、「女の悲しみ」に目を向けながら、聴く人に激情的に共鳴を届ける楽曲を制作している。 2015年に初のミニアルバムをリリース。2017年からは東京を拠点に活動し、2019年にはライブハウスでのワンマン公演を開催。舞台音楽の制作にも携わり、2022年には演劇作品のBGMを担当した。2025年にはフルアルバムを発表し、感情に深く訴えかける作品で注目を集めている。 幼少期からピアノと箏を学び、邦楽団体の准師範資格を取得。邦楽の旋律と感性が、歌や詞に独自の深みをもたらしている。さらに、ロックやパンクの影響を受けた激しい表現が、作品に鋭さと生々しさを加えている。 海外でもライブ経験を積んでおり、ブラジルやオーストラリアでの演奏を通じて国境を超えた表現力を磨いてきた。 演劇経験に裏打ちされた力強く豊かな声量、キャッチーで心に残る詞世界。そして「女の子の憑き物が取れるような音楽」を目指し、感情を暴き、静かに解き放つような表現を続けている。