行けども行けども一面の靑のジャケット写真

歌詞

網膜

Leina Karen

あなたが見た海の青色と

私が見た海の青色は

きっと同じ色などしていない

体の細胞が違うから

時々首を絞めて欲しくて

あなたに寄りかかろうとするけど

私が絞めて欲しいわけなど

目の違うあなたに見えるはずないでしょう

角度が1度違う線路は

二度と交わらずに伸びてく

触ろうと窓から手出しても

隣の電車に触れはしない

1度のズレもなく全て

あなたと同じでいたかった

何をあげれば叶うのか

分からないままで全てさよなら

あなたと同じ青が見えない

それでも見えないけれど見ていたい

触れないものが欲しい

あなたの悲しみ全部見せてよ神様

祈っても聞いちゃくれない

それでもやめられない 青色光に削られて

ただ同じものが見たくて何も見えなくなった

それでも凝らして見るのは

あなたの痛みさえ焼き付けていたい

右目に見えた青は何色? 知らない

見えないけれど見ていたい 触れないものが欲しい

ねえあなたに見える

傷も過去も夢も 優しさ、醜い、冷たい

誰にも見せられないところも 下さい

  • 作詞者

    Leina Karen

  • 作曲者

    Leina Karen

  • プロデューサー

    Leina Karen

  • ギター

    Leina Karen

  • ボーカル

    Leina Karen

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アーティスト情報

  • Leina Karen

    Leina Karen(レイナ・カーレン)|Singer-songwriter / Alternative Punk Folk 愛知県尾張旭市出身。2012年より音楽活動を開始。 邦楽と洋楽のエッセンスを融合させたオルタナティブ・パンク・フォークという独自のスタイルで、「女の悲しみ」に目を向けながら、聴く人に激情的に共鳴を届ける楽曲を制作している。 2015年に初のミニアルバムをリリース。2017年からは東京を拠点に活動し、2019年にはライブハウスでのワンマン公演を開催。舞台音楽の制作にも携わり、2022年には演劇作品のBGMを担当した。2025年にはフルアルバムを発表し、感情に深く訴えかける作品で注目を集めている。 幼少期からピアノと箏を学び、邦楽団体の准師範資格を取得。邦楽の旋律と感性が、歌や詞に独自の深みをもたらしている。さらに、ロックやパンクの影響を受けた激しい表現が、作品に鋭さと生々しさを加えている。 海外でもライブ経験を積んでおり、ブラジルやオーストラリアでの演奏を通じて国境を超えた表現力を磨いてきた。 演劇経験に裏打ちされた力強く豊かな声量、キャッチーで心に残る詞世界。そして「女の子の憑き物が取れるような音楽」を目指し、感情を暴き、静かに解き放つような表現を続けている。

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