行けども行けども一面の靑のジャケット写真

歌詞

東京拘置所

Leina Karen

満員電車屋さん

あなたのそのデカい図体で私の

頭をぶっ貫いて轢き殺してよ

こんな生活いつまで続けるのでしょう

あなたもそう思うでしょう?

「一人じゃないよ未来を信じて」

なんて薄っぺらな

言葉に騙され犯された被害者たちへ

誰もが外にも出れずさめざめ泣いて

これじゃまるで懲役刑

疲れて帰る日は拘置所の灯りでさえ優しく見えて

追いかけてた夢でさえも腐っていくみたいに思える

見返してやると息巻いても泣き寝入り

そうして辞めてしまうんでしょうか

ねぇあんなに愛していたのなら

どうして離れてしまったんでしょう

瞬間湯沸かし器のある世界で

ハイテンション 懲罰房

ねぇ全てに意味があるのなら

どうして何も見えないんでしょう

聞いても答えない神様と

それを拝み続ける終身刑

なぜあなたが首を吊りたいのか私には分からないけど

私は時々血が上って腕を切りたくなるわ

何作っても何我慢して疲れ切っても届かない

そうして辞めてしまうんでしょうか

ねえ生きて伝えられないものが

どうして死んで伝わるんでしょう

イカれたバランス釜 火も着かねぇ

デテンション 単独房

ねえ何者にもなれないのなら

どうして歌っちゃいけないんでしょう

誰にも望まれず愛されない それが何だと言うの

ねぇ命を削り悩む人を私は歌い続けてやる

これは事実上の絞首刑 己を殺し続ける殺人罪

ねぇあんなに愛していたのなら

どうして離れてしまったんでしょう

瞬間湯沸かし器のある世界で

ハイテンション 懲罰房

ねぇ全てに意味があるのなら

どうして何も見えないんでしょう

  • 作詞者

    Leina Karen

  • 作曲者

    Leina Karen

  • プロデューサー

    Leina Karen

  • ギター

    Leina Karen

  • ボーカル

    Leina Karen

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アーティスト情報

  • Leina Karen

    Leina Karen(レイナ・カーレン)|Singer-songwriter / Alternative Punk Folk 愛知県尾張旭市出身。2012年より音楽活動を開始。 邦楽と洋楽のエッセンスを融合させたオルタナティブ・パンク・フォークという独自のスタイルで、「女の悲しみ」に目を向けながら、聴く人に激情的に共鳴を届ける楽曲を制作している。 2015年に初のミニアルバムをリリース。2017年からは東京を拠点に活動し、2019年にはライブハウスでのワンマン公演を開催。舞台音楽の制作にも携わり、2022年には演劇作品のBGMを担当した。2025年にはフルアルバムを発表し、感情に深く訴えかける作品で注目を集めている。 幼少期からピアノと箏を学び、邦楽団体の准師範資格を取得。邦楽の旋律と感性が、歌や詞に独自の深みをもたらしている。さらに、ロックやパンクの影響を受けた激しい表現が、作品に鋭さと生々しさを加えている。 海外でもライブ経験を積んでおり、ブラジルやオーストラリアでの演奏を通じて国境を超えた表現力を磨いてきた。 演劇経験に裏打ちされた力強く豊かな声量、キャッチーで心に残る詞世界。そして「女の子の憑き物が取れるような音楽」を目指し、感情を暴き、静かに解き放つような表現を続けている。

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