治すのはもう止めたんだ
患ったままが相応しいのでしょう
考えるのがもう嫌になったんだ
今くらい一人にして欲しいからさ
うららうつらうらら
感性はもう熔けたんだ
身体は少しずつ慣れてきたけど
感傷に甘えていたんだ
為体も何もかも僕のせいだ
愛ならば愛ならば
全てがうまくいかずとも楽しいはずでしょう
愛ならば愛ならば…どうだろう
疑えば、救われるはずもないよ
重心はいつでも定まらずにぶれている
倒れぬようにただ耐えるだけさ
雁字搦めだったな
体験と言語が絡みついて、この脚を腐らせる
目が覚めたら、全部なくなっていた
そんな夢ばかり見てしまうから
肝心なことが決まらない
意味なんてものなんかに意味はない
健康だった頃を憶えていない
常にどこかしらが痛いんだ
段々眠くなっていく
そして季節は寒くなってゆく
愛ならば愛ならば
全てが報われなくとも幸せなのでしょう
愛さねば愛さねば
このまま気づかないまま生きていけただろう
愛ならば愛ならば
例えば死んでしまっても望んだことだろう
愛ならば愛ならば…もういい
「向いてないから、辞めたほうがいいよ」
真実はいつでもお終いを伝える
現実よ、早く息の根を止めて
治すのはもう止めたんだ
患ったままが嬉しいのでしょう
関わるのがもう嫌になったんだ
今くらい一人にして
- Lyricist
IDONO KAWAZU
- Composer
IDONO KAWAZU
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The Melancholy of A Wannabe
IDONO KAWAZU
Artist Profile
IDONO KAWAZU
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