歌詞

君にとって僕はちょっと厄介で

選択肢を狭めてしまいそうです

ともに往くのなら波乱万丈で

実に不確かな未来です

そして僕にとって君は明解で

一言、「いつも好きです」となる。です

ぶつかったり 乗っかったり

行く末は スワイプで右にやれば覗いてくるはず

大団円でカラーとなるのです

「きっといいことばかりの人生なんてございません」

とか言われたら

共に過ごすのは君じゃなくちゃ

誰にとっても ちょっと時代は厄介で

選択を誤りゃ お仕舞うそうです

だけど僕はきっとすごく恵まれて

「皆様幸せをくれる」なのです

尖がったり 丸まったり

結末をモノローグで語るとき

どんな形状（かたち）でしょう

一から十まで自伝となるのです

「ずっといいことばかりの人生だなんてつまりません」

とか言えるほど余裕はないけど

ドンと構えたいんだ

祭囃子が過ぎていくその街並みに

沈む夕日が ほらまた頬を濡らして

ゆらり

滲む景色を見たんだ

「たった一度ばかりの人生だ」

なんてけしかけられても

どうしても守りに入るが

いざ 迎え討たん

きっと いいことばかりの人生なんてございませんけど

精一杯を君に誇るため

まだ歌わなきゃだ

僕にとってそれは いつも難題で

君の歌を探しているんです

僕にとってそれはずっと念願で

一言、「好きです」と言われたいです