歌詞

嗚呼過去に縋る僕らの柵を解き放ってよ

明日を思う程に不完全なまま

ただ轍に生きるんだ

嗚呼青く脆い僕らを

瞬きを解き放ってよ

そう歌ってよ

水たまりの淀は在るべき想いを

この街は淡く色づいた気体が喧騒を孕んでる

記憶の端に有るは恥ずべき野望だ

このハコは酷く傷ついた心を癒すには至らないな

雨が降って地が固まるなら

僕の涙で空は晴れるかな

嗚呼過去を歌う僕らの悲しみを解き放ってよ

憧れるほどに遠く離れてくからただ息してんだ

嗚呼酷く清い僕らを優しさをどうか殺してよ

そう奪ってよ

夕暮れ香り立つ憂と鬱の匂いで

僕たちは醜く濁った溶媒のその中に沈んでいった

叩く石橋は崩れかけ

ほとばしる悠々燦々と朝焼けよ

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悲しみや怒りを僕ら不意に溜め込んでいるのかも

胸から溢れた言葉それは哀のつぶやき

嗚呼明日を紡ぐ僕らの道筋をどうか繋いでよ

明日を知ることで例え悔いを幾度と重ねようと

嗚呼青く脆い僕らを瞬きを解き放ってよ

そう歌っていよう