

笑った理由も泣いた訳も
まだ上手く話せないけど
12時になる前、待っていた通知一つ画面のその先は
まだ開けない、既読にできる余裕もない
学年差が生む、悩みの種一つとして不安を捨てきれない
またやるせない、気持ちが僕を好きにさせる
たった今気づいたよ、何気なく過ぎる毎日が
終わった日々に後ろ髪を引かれている、それ以上に日々は素通りを
くだらないから笑い出して
くだらないことで涙して
ふざけあうごとに春めいて
また同じように間違えて
不意に走り出した
巡る青春の一枠は
見惚れるほどに夏めいて
君と僕をまだ終わらせないよ
グランデを派手に頼む
ショートヘアが似合った部活の帰り道
トールサイズの強がりは午後の青に溶け出していく
待って今聞いてた?織をなすささいな一言が
変わらない情景みたいに感じても、いつか青として思い返すだろう
くだらないから笑い出して
くだらないことで涙している
悩み出す頃に秋めいて
また同じように抗って
不意に走り出した
巡る青春の一枠は
凍える時に冬めいて
青と春をまた紡ぎ出すのさ
あの日笑った理由も泣いた訳も、まだ上手く言えないけど
先だった偶然に寄りかかって、全力で大人びていく
去った記憶と曖昧な愛で、守りぬいた青い春
行き交った声は今も消えないで僕の背中で揺れている
- 作詞者
Amenohi RECORDS.
- 作曲者
Amenohi RECORDS.
- プロデューサー
Amenohi RECORDS.
- レコーディングエンジニア
Amenohi RECORDS.
- ミキシングエンジニア
Amenohi RECORDS.
- ギター
Amenohi RECORDS.
- ボーカル
Amenohi RECORDS.

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Unblue
Amenohi RECORDS.
アーティスト情報
Amenohi RECORDS.
Amenohi RECORDS. は、京都を拠点に活動する音楽プロジェクト。 穏やかな空気や移ろう季節、曇天と晴れ間のあいだに漂うような“静かな風景”を音で描くことを得意とする。 そのサウンドは、どこか湿度を帯びながらも透明感があり、都市の喧騒と生活の静けさが同じ画面に同居するような質感を持つ。 メロディはシンプルで柔らかく、軽やかに耳へ残る一方、 歌詞には、日常の中でふと立ち止まったときに感じる心の揺れや、 言葉にならない余白の感情がさりげなく織り込まれている。 派手なドラマではなく、“誰もが一度は見たことのある景色”をすくい上げるような表現が特徴である。 作品全体には、朝の淡い光、雨上がりの匂い、深夜の静かな街路、 あるいは心の奥に沈んだ青い瞬間など、具体的すぎないのに確かに存在する風景が流れており、 聴き手の個人的な記憶と自然に重なるように設計されている。 Amenohi RECORDS. の音楽は、 「感情の温度」や「その日の天気のような心の状態」を穏やかに映し出すものであり、 ジャンルやスタイルにとらわれず、音が持つニュアンスを丁寧に磨きながら進化を続けている。
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