歌詞

嘘はついてないよ　ただ苦しいだけ

虚ろな過去にかどわされて

烏のように歌うことはない

白鳥のように踊ることさえない

過ぎ去る刹那に手向ける花

絡まる茨に重なる傷

この手の温もり忘れるから

思い出すのは

ただ痛いだけ

結末の代償　「ただ愛しいだけ」

その手に触れて壊したいだけ

孔雀のような美しい羽

鴎のような白ささえもない

二度目の月が昇る頃なら

あなたにすべてを差し出すから

終わりない宵闇　飲まれるまま

そこにあるのは

淡い期待だけ

頭の中で閉じ込めてる

秘密の感情が溢れるから

蓋をした手を零れ落ちたメロディ

忘れたくはないよ

憧れた愛情　ただ虚しいだけ

白塗りの残像　脱ぎ捨てても

小さな一歩を踏み出せずに

ここにいるのは

ただ怖いだけ