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長い沈黙の時を経て遂に動き出したSUPER-Bの復活作品。相も変わらず世の流れに逆行し、自分なりの真意を音と言葉で表現。常に聞き手の気持ちを揺さぶりこう言う「神様って誰だ?」と...。
国内でも有数の長い歴史を持ち、ユニークな個性に溢れる大阪のヒップホップ・シーン。その中でも一筋縄ではいかない地下水脈の住人、関西屈指の繁華街、大阪ミナミのヒップホップ・ジャンキーたちを過去〜現在に至るまで数十年に渡って魅了し続ける「ドープの化身」、一本のマイクを武器に脈々と受け継がれる「ドープ大阪」を象徴する存在、それが大阪生まれ韓国籍を持ち、島国の魂と大陸の血を兼ね備えたラッパー、SUPER-Bという男だ。 独特の「間」、音の隙間を自在に操り耳の裏側を刺激する絶妙のタイミングと、ドープの神が宿ったかのような味わい深いフロウで重厚な言葉の数々をトラックに敷き詰め、一流のヒップホップへと昇華する彼のラップ・スタイルは、ブルースのような哀愁と、誰よりも強いメッセージ性、つまりは小賢しいギミックや一過性のブームとは無縁の、真っ直ぐにこの音楽(=ヒップホップ)と取り組んだ者だけが長い年月を経て得られる、極上のオリジナリティに溢れている。現在進行形でハード・リスニングなヒップホップを体現し続ける彼の音楽は、様々な「ヒップホップ」が拡散し、世に溢れる中で多くの人々が忘れかけた、尊いカルチャーの真髄を思い出させてくれるはずだ。
PHOENIX FOUNDATION