昔の僕は、話すことが好きだった
次から次へと浮かぶ言葉を
相手の気持ちなんて考えずに
ただ、無邪気にぶつけていたんだ
でも気づけば、遠ざかる人の姿
「あぁ、僕のせいだ」なんて思っても
もう遅くて、言葉は戻らない
何気ない一言が誰かを傷つけた
それから僕は、少しずつ黙ることを覚えた
余計な言葉は飲み込んで
必要なことだけ話せばいい
自分を守るための沈黙を選んだんだ
話したいことがあっても、怖くて
心の中に押し込めて
昔の失敗がよみがえるたび
僕はまた、黙り込んでしまう
いつしか自分から話しかけることが
恐ろしいことに思えてきた
相手が何を思っているか考えると
声が喉に詰まってしまうんだ
あの日の自分が影のように付きまとい
「また間違えたらどうしよう」と
口を開くたびに、あの痛みが
胸の奥でチクリと刺さる
だから僕は、抑えることを選んだ
笑顔の裏に隠れながら
自分を守るために沈黙を守る
つまらないと思われても構わない
本当の僕を見せることが怖くて
小さな世界で生きている
過去の失敗が消えるまでは
この無口な自分でいるんだ
本当はもっと話したい気持ちもある
でも、怖くて動けない
何度もぶつかって、傷ついて
沈黙の重さに押しつぶされそうだ
もしもう一度、あの日に戻れるなら
もっと優しい言葉を選べるのだろうか?
でも過去は変わらないから
今はただ、静かに生きていく
いつかその恐れが消えたときに
少しずつ声を取り戻せるように
今は無口なこの姿のままで
新しい一歩を踏み出せる日を待つんだ
必要なことだけ話す日々の中で
本当の僕はどこにいるのだろう
失敗の影を乗り越えるまでは
静かに抑えたままで生きるんだ
周りが僕をどう見ても構わない
話しかけるのが怖いだけ
でもこの沈黙が今の僕を守っている
いつかまた、声を取り戻せるまで
- 作詞
NOBU-TA
- 作曲
NOBU-TA
- ミキシングエンジニア
SUNO AI
- ボーカル
SUNO AI
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
影のままで
NOBU-TA
- 2
消えてゆく音
NOBU-TA
- 3
届はずのない叫び
NOBU-TA
- 4
LIFE
NOBU-TA
- 5
Misfit
NOBU-TA
- 6
終わらないまま
NOBU-TA
- 7
おとめ座の神話
NOBU-TA
- 8
もう遠慮しない
NOBU-TA
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習うより慣れろ
NOBU-TA
- 10
無難な日々
NOBU-TA
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空っぽの炎
NOBU-TA
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曇った鏡の向こうに
NOBU-TA
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孤独
NOBU-TA
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これが自分
NOBU-TA
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ゆるして生きる
NOBU-TA
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悪魔の声が
NOBU-TA
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Echoes of Silence
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- ⚫︎
失われた声
NOBU-TA
- 19
説教
NOBU-TA
- 20
パラレルワールド
NOBU-TA