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156BPMのF#マイナーで疾走する、ハードコア・パンクの圧倒的な熱量とポストパンクのグルーヴを融合させた攻撃的なトラックです。
ブリッジミュートを一切しないシングルコイル・ギターのフルテンションなパワーコードが鳴り響く中、ギターではなくメロディアスなベースラインが楽曲全体を強力に牽引します。Aメロではパンクとしては異質な「4つ打ちのキック」を用いて張り詰めた緊張感を作り出し、サビで一気に「全拍スネア打ち」の爆発的なビートへと解放されます。リバーブなどのエフェクトを完全に排除したドライなシャウトボーカルがモノラルの空間で叫び、サビに入った瞬間、ワイドステレオに広がった分厚いギャングボーカルの合唱が押し寄せる音響設計も秀逸です。
テーマは「AIによるデータ搾取と、複製不可能な人間の本質(ノイズ)」です。自分の声、顔、そして楽曲までもがAIモデルの学習データとして吸い上げられていく現代への痛烈なアンチテーゼとなっています。「データやシグナルは持っていけばいい。でも、不完全なノイズまではコピーできない。俺は自動化された機械じゃない(I'm not automatic)」という怒りのメッセージを、フェードアウトを許さない突発的なエンディング(カットアウト)で叩きつける、反アルゴリズムのパンク・アンセムです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。