Lyric

夏の太陽はやけどするから

仕事サボり部屋にこもり

人生ゲームで自分を

シュミレーションしてる日々です

ゲームの中では

強くて優しくて勇敢な男演じ

家族や平和を愛す働き者

だけど現実じゃ

強くもなく優しくもなくましてや

家族や平和なんて

一度も考えた事はございません

他人が転がしてる

サイコロの目でしか進めないような

人と言うよりむしろ駒に近い存在なのさ

思い通りに生きられない

自分の弱さを

誰かのせいにして

過ごしてないかい？

いつまでもここにいちゃ駄目だって

分かっているのに

最近じゃ心地がいいんです

ほらね また動けない

うまい物は最後に残し

後でゆっくり食べるような性格で

だけどいつも誰かに

食べられてしまうタイプです

回るテーブルに載せられてる

「チャンス」と言うネタが

いつか自分の目の前に来ると思い

唾を飲みまってる

一つ二つ三つ四つ五つと

歳を重ねるにつれて

一つ二つ三つ四つ五つと

理想は消えて行く

それは日常と言う

「ぬるま湯」に浸かり過ぎてたせいで

ここからのぼせあがり

動けなくなってるだけさ

重い腰を上げるのに

どれ位の時間を犠牲にしてんだ

足踏みしたって

靴底は減ってゆくだけさ

いつまでも誰かが

側にいるなんて思うなよ

そろそろ半履きくらい直して

また歩けよ

目の前に広げられてる

自分の人生ボード

横から誰かがサイコロ投げ

そこに行けと言う

そこに行きたくないし

ここにいたくもない

かと言って逃げる訳にはいかないから

さぁどうする？

さぁ勇気を出して転がすんだ

握りしめたサイコロを

色んな夢が書かれてるんでしょ？

さぁ転がせばそれは「ユメコロ」となって

ぶつかって跳ね返って

止まったその場所に

またひたすら走って掴んで

また転がせ

思い通りに生きられない

自分の弱さを

誰のせいにもしないで

誰だってそううまくはいかないもんさ

だからせめて

「あなた」が「あなた」でいれますように

握り締めた「ユメコロ」また転がして