歌詞

心は君を想い 言葉は君を傷つける

取成す台詞も もう見つからなくて

一人 白い夜の中

我儘を許してと あの日告げた声に縛られ

演じきれない心 風の中を揺れて

君へ 寄せては離れた

最後の嘘 このまま 全てを忘れさせて

夢が醒めて終わるなら それでも良かった

最後の嘘 これ以上 傍に居られないから

どうか夜よ 見守っていて 霞みゆく愛を

君の隣を歩く 日々を描けなくなった頃

犠牲を選ぶ事で 思い込ませた

その未来のためと

何もかも変わるなら 時の砂を逆さまにして

剥がれ落ちた傷も 解けた掌も

遠いあの日のように ねえ

ひとひらの愛を君に届けたくて

声にすれば 溶けていく想いだから せめて

最後の嘘 これ以上 何も望まないから

忘れて欲しいのと願う ただ一つの想い

最後の嘘 このまま 全てを忘れさせて

夢が醒めて終わるなら それでも良かった

最後の嘘 これ以上 傍に居られないから

どうか夜よ 見守っていて 離れゆく愛を