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正統派に踵を返したアバンギャルドなジャズピアノコンピレーション

「アングラ」という言葉がある。英語のundergroundの略で、「地下」「密か」などの意味を持つ言葉だが、こと音楽でいうとスタンダードな正統派の対義語として捉えられることが多い。今作『Underground Bar Jazz』には、そんな正統派の逆を行くアバンギャルドなピアノインストゥルメンタルが揃った。1曲目からしてジャズとフラメンコが融合したスパニッシュテイストで、2曲目は正統派と思いきや細かいところで16分音符が想像もしないメロディラインに行ったり伴奏がなくなったりとやりたい放題。それ以降も、正統派のジャズコンピではなかなか聴くことのできない楽曲ばかりだ。耳の肥えたリスナーにも、衝撃を与えること請け合いの作品。