Pointy Cat (3) ~You, the Girly One~ Front Cover

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Pointy Cat (3) ~You, the Girly One~

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私はその光景を見て面食らった

掃除用具のロッカーの中に身を隠して、体の大半がはみ出しているのは、確かにキミだった

「ねえ、そこのキミに私からの疑問満載」

私は問いかけた

「いったい何がしたいのか?」

キミは背中越しに

「ほっといていただけましたら幸いです」

と声を震わせた

あっ

そこで私はピーンと来た

キミは今日新任教師に強く怒られていた

「キミは豆腐メンタルか?」

キミは泣いていた

そして突然答えた

「木綿豆腐だ!」

メンタルのことを言いたいようだ

そして続けた

「構造的に絹ごし(豆腐)より木綿(豆腐)は強い!」

「くだらなかった」

でもキミは確かにいつもとは違った

そしてこのままでは、まるで私が泣かしているような

印象のシチュエーション

仕方なく私はタマゴサンドを与えてみた

キミの死んだ魚の様な目が瞬く間に

元気な出目金のように蘇った

「遅刻で先生に怒られた件か?」

キミは首を横に振った

「速弁で先生に怒られた件か?」

キミは首を横に振った

「先生をおちょくって怒られた件か?」

キミは首を横に振った

そして何も聞かないのに

キミは首を横に振った

この後に及んでキミは

「テキトーなヤツ」

だった

そしてキミはのたまわった

「キミとの運命の出会いと、幸せな将来をイメージしていたら、ついつい泣いてしまった」

ロマンチックなことを恥ずかしげもなく言ってのけた

「アホか」

反射的に私は言っていた

そこで初めて私は気づいた

キミが涙を拭っている木綿のハンカチーフ

それは小五の時にいじめられて泣いていたキミに私が貸したものだ

それは私の引っ越しの前日

確か無くしたって言っていた

私はまた混乱した

キミはその木綿のハンカチーフを大事に持っていたのか…

そして、さっきのロマンチック発言

ある意味めっちゃキモい!

しかし 不覚にもちょっと”キュン”としてしまった

キミは乙女みたいな心を持っていた

私はキミに

「よっ、乙女!」

と声を掛けた

キミはなぜか歌舞伎のポーズをとっていた

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「とんがった猫(3)」
〜乙女なキミ〜
https://www.youtube.com/@AI_mode-x7x

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