

背広を着た大男は言った
「左脳を俺に預けてみないか」
社会から解放された機械になれる
残った右脳はまずまず従属する自由を得られる
小さなトランジスタが集まって
チップに知らない言語で型番がつけられた
偽のメモリーを持つアンディーは言った
君は俺だ 警告は済んだ
地下世界行きの列車を待つんだ
覗くガラス玉みたいな目玉
思想は行動に準ずる
アイツのけたたましいモーター音
だけが空いた頭蓋骨の中で反響している
鼓膜の中に響いた重低音が
熱性を帯びている
左脳もどき回路を焼き切る
火花を散らしている
原始記憶が認識できない文字列が
赤黒いレジスタンスとなり
俺の生命を象徴している
- 作詞者
Pink Zaphod Magical Beeblebrox
- 作曲者
Pink Zaphod Magical Beeblebrox

Pink Zaphod Magical Beeblebrox の“左脳侵犯”を
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- 1
before the black sun
Pink Zaphod Magical Beeblebrox
- ⚫︎
左脳侵犯
Pink Zaphod Magical Beeblebrox
- 3
shimasani
Pink Zaphod Magical Beeblebrox
- 4
after the black sun
Pink Zaphod Magical Beeblebrox
- 5
working in the sun and sky
Pink Zaphod Magical Beeblebrox
アーティスト情報
Pink Zaphod Magical Beeblebrox
「プログレッシブ音楽と文学的な詩、そしてノイズミュージック。」 ZAZEN BOYSやSuiseiNoboAzに影響受けたジャパニーズプログレッシブの系譜の音楽に、坂本龍一やゲーム音楽のエレクトロ要素を加えた独特の楽曲が特徴。 メンバーは各々異なった嗜好を持ち、時にLightning Boltの様な激しいサウンドがあり、時にPixiesの様な感情を吐き出す様な歌が響く。 歌詞は村上龍や村上春樹などの純文学の影響を受けていて、日常的ではなく、一遍の小説の様な作りになっている。 また丁寧に作り上げられた世界観を破壊するかの様な爆音も特徴的。
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