歌詞

何気ない部屋 枯れかけの花

暗赤の痕(あんせきのあと)

ありふれた歌

どうせ夢なんて 想い

ゆらり ゆらゆら

ああ 何気ない夜

荒れた欲望 負け犬の声

噛んだストロー

飲みかけのまんま逃げ出していた

風吹く

夜霧煙る車道で一人

取り憑かれたように踊る

慟哭にまみれて

咲き乱れていた

ガラクタみたいにさ

壊れかけ泥の中

命燃え尽きるまで

砂の花びら

波に飲まれ消えてく

握り締め 潰れたら

記憶に残ったのに 隠せない

哀れな日常 蝕まれてた

白けたラムネ

九度の雫

やっと効いてきたのか

ふわり ふわふわ

あぁ 何もない夜

濡れた失望 錆びてた鎖

たぐり寄せてた

誰かがやっとつなぎとめたのか?

眩しい

朝露消す路頭に迷い

取り憑かれたように踊れ

慟哭に怯えて

届かないから

ガムシャラになってさ

傷だらけ このカラダ

もう痛みなんてない

砂の花びら

涙に染まるならいい

餌求め さまよって

腐り溶け出していく

錆びついたナイフ

鈍い切れ味試してた

何度でも 何度でも

鏡の中残酷で

不確かな愛

空焦がれ翼 願ってた

穢れなど 脱ぎ捨てて

ほら 散り様魅せられて

咲き乱れていた

ガラクタみたいにさ

愛のため流す涙

それさえも許されず

イかれたまま

イかしたフリして

壊れてく 壊れてく

哀れ（あわれ）抵抗も虚しく

届かなくても

ガムシャラになってた

しがみついて

死神(しがみ)ついて

命燃え尽きるまで

砂の花びら

波に飲み込まれ消えてく

握り締め潰れたら

記憶に残ったのに 隠せない