子供の頃に じいちゃんに
買ってもらった 祭りの太鼓
ひらがなの名前と 昔住んでた
平屋の住所が 書いてある太鼓
母ちゃんが迎えに 来るまでの時間
じいちゃん家に寄るのが 楽しみだった
いつも一緒だったね じいちゃんの軽トラの
となりの席は オレの特等席なんだ
男らしくて かっこよくて
優しくて頼れる オレだけのヒーロー
そんなじいちゃんと 一緒にいる時は
自分も強くなれた気がした
押入れにずっと
しまったままの
太鼓 久しぶりに叩いてみたよ
ヘンテコな音だけど
なんかあったかくて
誇らしかった
ヒーローの太鼓
もうあの家は無いけれど
近くの道を通ると
今も思い出すよ
無くなった駄菓子屋も
一緒に散歩した公園も
じいちゃん ありがとう 今までお疲れ様
ずっと憧れだったよ 最後に繋いだ
あんなに大きかった 手が小さく感じた
今度はオレが ヒーローになる番だ
押入れにずっと
しまったままの
太鼓 久しぶりに叩いてみたよ
ヘンテコな音だけど
なんかあったかくて
誇らしかった
ヒーローの太鼓
今度はオレが ヒーローになる番だ
- 作詞
大槻いくを
- 作曲
大槻いくを
- プロデューサー
金戸俊悟
- レコーディングエンジニア
金戸俊悟
- ミキシングエンジニア
金戸俊悟
- マスタリングエンジニア
金戸俊悟
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ヒーローと太鼓
大槻いくを
福島県郡山市出身・在住シンガーソングライター。塗装業を営む、4人の父親。学生時代にバンド活動をしていたが、結婚を機に21歳で音楽活動を断念。40歳になる年、「ずっとやりたかった事なんだから、やったほうがいい。」と妻に背中を押され、音楽活動を再開する。郡山PEAK ACTIONの店長である渡邊文昭氏から今作のサウンドプロデューサーである金戸俊悟氏を紹介してもらい、40歳を過ぎて初めてのCDが完成した。