歌詞

いつも君にうるさいと叱られてた

呆れた顔も愛おしくて

電話越しの君の声は

僕の呼吸を温めた

涙堪えその日まで

君の名前ばかり吐いた

赤い文字光って消えた

失った声は

どこにも行かない

僕である証拠は

いくらでもあるよ

魔法にかけられて

空を飛びたいかい？

それとも

失った声を取り戻したいかい？

君の好きな歌口ずさんで

帰りを待つのが好きだった

ドアを開ける音がしたら

『おかえり』って笑って抱きしめたいのに

涙堪えあの日から

君の名前ばかり書いた

黒い文字滲んで消えた

失った声は

どこにも行かない

僕である証拠は

いくらでもあるよ

魔法にかけられて

空を飛びたいかい？

それとも

失った声を取り戻したいかい？

堕天使の仕業だって

夢の中でそう聞いたんだ

『愛してる』君の耳に届けられないけど

くちづけしてくれますか？

僕と出会って幸せになれたかな

嫌いになったりしてないのかな

声のない僕に何ができるのかな

どうして僕から声を奪ったんだろう

失った声は

どこにも行かない

僕である証拠は

いくらでもあるよ

魔法にかけられて

空を飛びたいかい？

明日なら

失った声を抱きしめられるかい？