苦い苦いぼくを
それでも好きだって彼らは言う
甘い甘いぼくは
また甘えてしまうよ
目をそむけたくなるような
ぼくのいちばんずるいところまで
ぜんぶ許されたような
気がしてしまうから
誰かがそれを逃避と呼んだ
あるいはそれを卑怯と呼んだ
ぬるい居場所に
引きこもっているだけだと
言わせておけ
そうぼくは今幸せだ
笑う 笑う ぼくは笑うよ
涙さえ飲み干して
積みあげたもの一つ残らず
背負って歌ってやる
彼らの愛にかけて
どうやったってぼくのこと
嫌いな人はたくさんいるだろう
わかってるんだそんなこと
嬉しくなんかないや
味方なんていない道
悪意交じりの視線を刃を
しなやかにとびこえてゆける
力を抱いて
たとえばそれは逃避でもいい
あるいはそれが卑怯だとして
優しい場所がなきゃ強くもなれない
言ってやるさ
そうぼくは今幸せだ
笑う 笑う ぼくは笑うよ
追い風を背に受けて
積みあげたものなに一つだって
捨てたりなんかしない
彼らの愛にかけて
生きる 生きる ぼくは生きてる
生きていくしかないのさ
積みあげたもの今更もう壊せない
このまま行けるとこまで
笑う 笑う ぼくは笑うよ
涙さえ飲み干して
積みあげたもの一つ残らず
背負って歌ってやる
ぼくはここで誇らしく根を下ろす
彼らの愛にかけて
- 作詞
夢井みづき
- 作曲
夢井みづき
夢井みづき の“蓼”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
夜光虫のプロローグ
夢井みづき
- 2
音楽
夢井みづき
- 3
輝かない
夢井みづき
- 4
ワンダーランド
夢井みづき
- 5
オアシス
夢井みづき
- 6
コメディ
夢井みづき
- 7
遠吠え
夢井みづき
- 8
ミッドナイト・ショート・トリップ
夢井みづき
- 9
ミイラ
夢井みづき
- 10
夜の標本
夢井みづき
- ⚫︎
蓼
夢井みづき
- 12
未成年
夢井みづき
- 13
夜光虫
夢井みづき
夢井みづきの4thアルバム。
眠れない夜のための13曲。
独り寝の淋しいとき、夜更かしを楽しみたいときにどうぞ。
アーティスト情報
夢井みづき
ド派手に弾き、ド派手に歌え! ピアノ弾き語りシンガーソングライター。 ソウルフルな歌声とグルーヴィーなリズム感に定評があり、体ひとつとピアノ一台で日夜客席を湧かせている。 愛知県名古屋市出身。1994年3月31日生。 歌手である母親に影響され、生誕直後から歌を、そして2歳からピアノを始める。 11歳から地元名古屋でソロライブ活動に明け暮れ、2012年、大学入学を期に上京してからは、活動の場を東京に移し現在に至る。 夢は、ピアノ弾き語りで会場にモッシュを起こすこと。
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