街灯は集まってきた虫でごった返してる
ありふれているようで見えない
星が散らばる夜空
ため息の駒で同情を取る毎日
払ってない料金はいつの日かチャラになって欲しいんだ
タダになって欲しいんだ
いつだってくだらねぇそんなことを願っていて
お布団でくるまってまた今日も
飲み込んで吐き出して呼吸を整えたら
笑い顔のマスクを持って外に出るんだ
いつか外せる時が来るって信じながら
サザンカが咲いた秋の夜長 歩道に沿って
「悲しみは例のように散らばってくれればいい」と
旅はまるで霧中
先は見えないけど
いつの間にか到着しているもの
そのままで良いんだって声が多すぎるから
時として見失うことがあるんだ
追い込んで無理をしてそれでも肩を落とす君に
微力ながらできることを考えてんだ
君のことを足りないなんて言わせやしないよ
街灯や看板が眩しすぎるから
この街じゃ君は輝けないんだ
太陽が落ちてから僕にできること
君のことを照らしてあげることじゃないんだ
映えるだけの無駄な光を消すことなんだ
繁忙な日々を駆け抜けてきた
回り回る毎日に眩みそうになったって
それでも星は輝き続けている
たまには二人で都会を離れ夜空を見に行こう
- 作詞
Kenya Mito
- 作曲
Kenya Mito
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