Lyric

出来損ないの満月と

鳴りそこないの僕の夜

雨はしばらく止まないみたいだ

誰の記憶にも残れない

今日を生きてた証拠はない

夜はしばらく明けないみたいだ

片手で隠れるくらいの

世界で窒息しそうです

下手くそな息つぎで泳いで

無様な有様です

おいてかれるのは怖いです

嫌われる前に壊したいです

君の欠点を探してる

君の欠点を探してる

変わることも終わることも

許されないこんな日々に

せめて名前くらいつけてよね

今日はお足元の悪い中

きてくれてどうもありがとね

凡人の僕にできる

最後のことをしよう

小さな嘘で君のこと

笑わせるくらい許してよね

どうせ全部なくなってしまうなら

1年前のカレンダー

何者にもなれないまま

それっぽい言葉数で埋めて

惨めなイカサマです

染まっていくのはしかたないです

埋もれてく前に壊れたいです

君と接点を探してる

君と接点を探してる

心ない黒にのまれないように

正しく光るあの満月に

せめてひとりくらい気づいてよ

雨が止んでもそこにいてね

今日はお足元の悪い中

きてくれてどうもありがとね

凡人の僕にできる

最後のことをしよう

小さな嘘で君のこと

笑わせるくらい許してよね

どうせ全部なくなってしまうなら

出来損ないの満月と

鳴りそこないの僕の夜

満たされないくらいが

ちょうどいいのさ

雨が流してしまったなら

小さな嘘で守るから

夜はしばらく褪せないみたいだ