疲れた足を進めている
僕はやむのを祈っていた
この雪がだんだんと
積もり積もっていく
僕の視界を覆ったあと
そのまま君が手を引いて
瞼の裏 暗闇を
僕は進んでいく
頭痛がずっと続いている。
苛立ちになって熱くなって
進まなきゃ だんだんと 積もり積もっていく
変わらぬ道は続いていく
飽きるほど自分を責めている
瞼の裏、暗闇が僕は怖くなる
好きだったことすら 覚えていないほど遠くへきたんだね
見えないことはさ 当たり前に怖くて仕方がないんだよ
歌って とぅるる 好きなように
どこまでも行けた足もくたびれた それもいいさ
吸って 止まったなら
白い中 この呼吸は 結晶へ また結晶へ
歌って とぅるる 目が開けば
丘の下 見える町へ 進めるさ すぐに すぐに
吸って 休もうか
熱は引いた この呼吸は 結晶へ また結晶へ
荷物下ろしたこの町で
呼吸はやっと戻ったから
雪を払い 水を汲む
薬をのまないと
おなじ速度でゆけないこと
辛さにいつか変わるのも
大丈夫
暗闇で僕は夢を見る
好きだったことすら嫌いになるなら 遠くへいくんだね
あの日と変わっても 今の僕なりに大事にできるから
歌って とぅるる 好きなように
悪夢でも乗り越えれるさ 眠ろうか深く深く
吸って 止まったなら
暗い中 この呼吸は 丁寧に ただ丁寧に
歌って とぅるる 夢の中も
やわらいだ痛みだけで
吸って 休もうか
繰り返すこの呼吸は 丁寧に ただ丁寧に
明日になれば続くのかしら
積もったことも辛くなる
そしたらまたさ ほら目を閉じて
冷たくなるまで休もうか
痛みの熱は消えはしないが
和らぐからさ大丈夫
今度は僕が君の手を引く
長い旅だが ずっと
- Lyricist
saha
- Composer
saha
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Snow Travel (feat. Chis-A)
saha
Artist Profile
saha
絵本みたいな曲を作ります.
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