

深い森の片隅で息を潜めていた
早く大きくなりたいと爪先立ちしてた
鳥たちの声も光も眩しすぎて
ここは私の居場所じゃないそう信じてた
きらきら飾られた誰かの特別を
羨んではため息ついてた
焦りと不安が枝葉を揺らして
今を生きる勇気を探してた
ねえモミの木泣かないで
行き場ない夜もあるよ
孤独も絶望も抱きしめたままで
生きる意味なんて探さなくていい
雪に震えるあなたは尊いから
華やかな夜過ぎて暗い屋根裏
埃かぶった思い出と消える青さ
誰にも見つからず朽ちていくの
本当はずっと愛されたかっただけ
過去ばかり振り返り未来に焦がれ
今を愛せなかった日々
責めなくていいよ痛いほどわかる
傷だらけの枝もそのままでいい
ねえモミの木泣かないで
はみ出した枝もいいんだ
居場所がないならここで休もう
何者かにならなくていいんだよ
枯れゆく姿さえ綺麗だと思う
ねえモミの木泣かないで
越えて行けない夜を超えて
葛藤も寂しさも薪に燃やそう
生きる意味は灰になるだけ
それでも生きた証はここにある
- 作詞者
らるみん
- 作曲者
らるみん
- プロデューサー
らるみん
- ボーカル
らるみん

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モミの木
らるみん
アンデルセン童話『モミの木』をモチーフに、焦りや不安から「今」を愛せなかった日々の痛みに寄り添う楽曲です。
本作は、深い森の片隅で周囲の眩しさに居場所を見出せず、早く大きくなりたいと背伸びをして「誰かの特別」を羨む孤独な心情を描写しています。誰にも見られず朽ちていく恐怖や、「本当は愛されたかっただけ」という隠された本音にフォーカス。恋愛要素は一切含まず、「見えない未来を怖がった日々を責めなくていい」「傷だらけの枝のままでいい」と、不器用にもがく姿をありのまま肯定し、痛みを静かに分かち合う深い癒しのメッセージソングとなっています。
アーティスト情報
らるみん
「頑張れ」なんて言葉は響かない、立ち止まった時間の中で孤独を抱える全ての人へ贈る曲を届けています。 弱さを隠さなくていい。たゆたう感情や葛藤をそのまま受け止め、心の奥で脈打つ「鼓動」を信じる。そんな「再生の灯」を探すための音楽です。 世界に居場所がないと感じる夜、あなたの心の「裏窓」をそっと照らす光になりますように。
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