

乾いた唇に触れて
待ちわびた季節の風が
若葉の匂いを攫っていく
足元に落ちた蕾
踏まないように
静かに目を閉じた
浮かれた景色を
ただ視界に入れながら
遮断された淡い光を纏う
馴染みのない肌触りに
青ざめた午後
通り過ぎる熱気に気取られて
ジャラジャラ鍵の音がする
後ろの正面に隠れた浅い肉体
朧気に誘い込む紫の唇
どうなってもいいのかもしれない
後悔は詰め込まれたまま
錆びれた指先が震え
追えなかった記憶の朝陽が
いつもの夜を掻き消していく
もたれかかった背に刺る枝
取り除きもせず
手のひらを開いた
滑り込んだ期待を
ただ噛み砕きながら
圧迫された滲んだ音を纏う
軋んでもつれた舌先に
燃えた夕暮れ
悲しむ同情も
むせぶ焦りも
明日に惑わされて
夜を照らしている
忘れかけた微熱に掻き乱れて
シャラシャラ鈴の音がする
近付いてくる気配に胸を抉る
遠のく夜空に青い星たち
どうなったか知らないままでいい
昼間の月を思い出しながら
ふいに落とした視線には
小石が転がっていた
- Lyricist
Fuku Mikoto
- Composer
Fuku Mikoto
- Producer
Fuku Mikoto
- Other Instruments
Fuku Mikoto

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Swaying Ripples
Fuku Mikoto
"Swaying Ripples"
An experimental dark lo-fi J-POP track
built on dry guitar sway and distorted low-end rhythm.
Artist Profile
Fuku Mikoto
Sound emerges, unfolding like Go stones.
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