歌詞

一人の部屋に

一本のラインが引かれた

二人の部屋に

一本のラインが引かれた

３人の部屋に　６人の部屋に

40人　80人　110人　600人

900人　3000人　7000人　1万人

10万人　100万人

1億何千万人の部屋に

ひとりひとりにラインが引かれて

踏み越えれない踏み込められない

見て触れて愛して憎んで

どうにもならなくて

40人　80人　110人　600人

900人　3000人　7000人　1万人

10万人　100万人

どんなに身近にいる人も

僕はその一本のラインすら

戸惑っているけど

いつの日か君のラインと

向き合ってみたい

謂れのない差別　心無い中傷

償えない罪　突き刺さる冷笑

繰り返される雑踏の上を

通り抜ける雲の中に

僕を型どってきた人々の

柔らかな輪郭線が見える

僕は今君のラインを感じ始めている

満面の笑みと涙の狭間で

ゆらゆら揺られながら

漂いながら

羽ばたきながら